こんばんは。
本日は下関市にて庭工事です。
朝一番、山口市まで4トントラックで砂利を山盛り取りに行きまして、
古巣の坂本造園さんに少しお邪魔してw
午後からは防草シートと砂利敷きです。
本日の工事で最大の難関はお宅が高台の上にあるということです。
玄関に行くまでに長い階段があり、重機はおろか一輪車すら上がりません。
また目の前が道路でクレーンも止められません。
この階段が曲者です。
工事開始当初は5,6人でバケツリレーというなんとも楽しそうな企画案もありましたが、
考える葦である我々は文明の利器を使うこととしました。
↓文明の利器 ウインチです。
鋼管で支柱を作って電力で引き揚げます。
↓防草シートを敷き終わったら
↓早速ウインチ君の出番です。
↓下にワイヤーをおろして、
↓砂利を袋いっぱいに詰めたら準備完了!!
↓後はボタンをポチッとな!
袋に入れては上げ、入れては上げ、
↓夕方、どうにか砂利を入れ込みました。
かくして我々は地獄のバケツリレーを免れたのでした。
めでたしめでたし!
■おまけ
フジの環状剥皮
先日、剪定したフジの続きです。
今年は花が咲かなかったということで、
フジに環状剥皮を行いました。
環状剥皮とは、、、
木の根の発達を促すため、発根させる部分の表皮を切り取る行為です。
木の移植をする前に細根(水を吸う根)の発達を促進させるために用いられた方法です。
表皮を削られることで木の生存本能?が刺激され、生き延びようと発根させるのですが、
方法を誤ると枯れてしまう可能性もあります。
また、繁殖方法の1つでもあり、取り木をする時にも使います。
取り木とは、、、
増やしたい植物の幹や枝の一部の表皮を切り取って、そこから発根させて新しい株元を作り、
十分に発根したら根の下を切って、新たに植え付る繁殖方法です。
と、前置きが長くなりましたがフジの環状剥皮です。
↓根に近い部分の幹に形成層に達するまで表皮を切り取ります。
↓切り取ったら病虫害や乾燥を防ぐため、養生をして完了です。
来年が楽しみです。
ではでは本日はこのへんで。