こんばんは。
ブログを担当することになりました松村優太です。
5月も中旬に差し掛かり、もう少ししたら剪定シーズンがやってくるわけです。
本日は大雨ということもあり、全社員で技術研鑽を目的とした
『イブキの剪定大会』を行いました。
ベテラン社員も社歴の浅い社員も1人1本まるまる自分で仕上げます。
カイズカイブキ、一度は見たことあるかと思います。
↓こんな木です。
こちらは仕立てたイブキですが、目隠し用に四角形のイブキなどもあります。
さてさて、準備にとりかかります。
↑シートを敷いて
↑脚立を立てたら、
午前8:00
全社員一斉にスタートです。
↑ベテラン竹田さん、さすがに早いです!!
みんな真剣な表情でもくもくとやっていると思いきや、、、
↑京都で修業をされた藤田さん、こちらは余裕の表情ですw
↑休憩中、周りの人のと比べます。
隣のイブキは青く見えるもんですw
後半戦スタート!あいにくの雨ですが、本日は終わるまで帰れまテンw
昼過ぎ
全員が無事に切り終えました。
全社員で社長による講評を聞いて勉強します。
こちらが完成です。
■ビフォアアフター
さてさて、カイズカイブキの剪定で切っても切り離せないのが『スギバ』ってやつです。
その名の通り、杉の葉に似ているからなのです。
↓これがスギバです。
ちなみに普通の葉はこんなかんじです。
強い剪定を行ったり、年数が経って弱ったりするとよく起こる状態で、「先祖返り」と呼ばれるそうです。
また、栄養不足や水不足、高温障害などの生育上のストレスによっても発生しやすくなります。
カイズカイブキはビャクシン属の「イブキ」が改良された品種で、もともとこのような針のような葉で、
消えたはずの遺伝子が何らかの刺激を受けると再び表れてくるようです。
ビャクシンのころの血が騒ぐそうですw
しかもやっかいなのが、スギバを放っておくと、木全体に広がりますので、見つけ次第根本から切ってしまいます。
放っておけば、元に戻るスギバもあり、そういう場合は残してもいいですが、見極めが重要です。
スギバの一番の対策はやはり『まめに手を入れること』です。
まめに手を入れることにより、強剪定を避け、浅い剪定で柔らかい葉を保てます。
さてさて明日からは草刈りラッシュです。
本日はこのへんで。